倉橋 拓真
相談員 新卒入社4年目 田園調布学園大学 社会福祉学部 卒
今の施設で働こうと思ったきっかけは何だったのですか？
もともと漠然と「人の役に立ちたい」という想いがあり、介護の勉強ができる大学へ進みました。みかん・こグループとの出会いは、就職活動で参加した合同説明会がきっかけです。始めから相談員として配属されるのではなく、2～3年介護職の仕事を経験してから相談員の仕事に就くという教育方針に魅力を感じました。
一見遠回りにも思えますが、「介護職の立場を経験することは、将来相談員になった時に必ず役に立つから」という先輩の言葉に、「ここでならしっかりと成長ができそうだ」と思い、面接を受けることにしました。なので僕も、入所施設やデイケアの介護職を経験したのち、相談員として働いています。
仕事を始めてみて改めて実感したことはありますか？
これはうちの施設に限ったことではありませんが、利用者様の全てのご要望に応えられるわけではないことです。利用者様が望むことは何でも対応したいですが、利用者様のご家庭や経済的な事情などにより、そういうわけにはいかないこともあります。そんな時は歯がゆい気持ちになりますね。
そのような状況の中でも、できる限り利用者様に喜んでいただくようサポートしていくのが、僕たちの仕事だと思います。
相談員としてやりがいを感じる時は、どのような時ですか？
歩くことも難しかった方がこの施設を利用して、段々元気になっていくのがわかると、やりがいを感じます。「リハビリをして身体の調子がよくなったよ。ありがとう！」と、感謝の言葉をいただいた時は、本当に嬉しかったです。
今後の目標を聞かせてください。
僕はまだ社会福祉士の資格を取得することと、医療などの専門的な知識をもっと増やすことです。 これからはどのようなニーズを持った利用者様にもスムーズに対応できるようになりたいです。
最後に、これから入職される方にメッセージをお願いします！
僕が相談員として特に感じるのは、「それぞれの立場に立って物事を考えることの大切さ」です。どうしても、職種によって立場や考え方が違ってしまうことってあるんです。けれど、介護の仕事はチームワーク。「介護職や看護師あっての相談員なんだ」ということを忘れないことがとても大切です。
今はピンとこないかもしれませんが、「絶対に正しい価値観なんてないんだ」という考え方のクセをつけておくと、社会人になった時も皆さんの助けになると思います。
学生さんは、学生生活は今しかありませんから、遊びも勉強も、悔いのないように楽しんでください！
